特にデトロイトショーは、北米最大のモーターショーであり、巨大な北米市場に向けた専用車や、日本では見かけることが少ないアメリカや韓国のメーカーも華を競っており、普段見かけないクルマも数多いので、見て回るだけでも楽しいものだ。
ここでは、ニュースにあまり取り上げられないものの、クルマ好きの筆者がショーを見て回りながら”グッときた”クルマたちを紹介したい。

『Gクラス』のおじいちゃんとも言える「280GEラリーカー」。ジャッキー・イクスが1983年のパリダカールラリーに出場したときの車両だ。

NASCAR仕様の「カムリ」

IMSAに出場するレクサス「RCF GT3」

インフィニティ『プロトタイプ9』。1940年代のレースカーをイメージしたコンセプトカー。

デトロイト近郊のカスタムビルダー、リンゲンフェルターの手による『グランドスポーツ・コルベット』

BMW『6シリーズグランツーリスモ』。登場したときのグランツーリスモはしっくりこなかったものの、Mパフォーマンス仕様のこの一台は、低いスタンスと加飾パーツも相まって、素直にカッコいい!

インフィニティのフルサイズSUV『QX80』。これほど”威風堂々”という言葉が似合うクルマもない。

モデルチェンジなったヒュンダイ『ベロスター』の、映画『アントマン・アンド・ザ・ワスプ(原題)』に登場するカスタマイズカー。

映画「ワイルドスピード」シリーズでもおなじみ、ダッジ『チャレンジャー』。このワルそうな顔にマットグリーンが似合いすぎる一台。

この写真だけをみて車種が分かる人は相当なクルマ通。これは起亜『スティンガー』のカスタムモデル。SEMAショーに出展した一台だ。

いかにもアメリカンな、ジープ『ラングラー・ルビコン』。カスタムブランド「モパー」のパーツで仕上げた一台。

GMC『シエラ・オールマウンテン・コンセプト』。もともと大きいフルサイズトラックが、キャタピラー装着によってさらに巨大に。後ろに積んでいるスノーボードを見ればその大きさが分かるだろう。

スティーブ・マックイーンの代表作のひとつ「ブリット」に登場したフォード『マスタング』。現行型マスタングのブリット仕様と並べて展示されていた。

そしてトリは、佐藤琢磨選手のインディ500優勝車両、アンドレッティ・オートスポーツの「DW12」。一度は目にしておきたい一台だ。