日産自動車は1月10日、部分自動運転技術の「プロパイロット」搭載車について、世界販売が7万5000台を突破した、と発表した。
プロパイロットは、高速道路の同一車線で使える自動運転技術。まずは2016年8月、日本国内向けの新型『セレナ』に採用された。プロパイロットは、高速道路の単一車線での自動運転技術で、渋滞走行と長時間の巡航走行の2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御し、ドライバーの負担を軽減する。
さらにプロパイロットでは、高度な画像処理技術によって、道路と交通状況を把握。ステアリングを正確に制御し、人間が運転している感覚に近い自然な走行を追求した。良新型『リーフ』や改良新型『エクストレイル』にも、このプロパイロットが採用されている。
また、プロパイロットは日本だけでなく、海外市場にも拡大展開。米国では『ローグ』と新型リーフに搭載。欧州では新型リーフに続いて、『キャシュカイ』にも搭載される予定。日産は今後、さらにプロパイロット搭載車を拡大していく、としている。