「レベル8」の自動運転車はトランスフォーム…2060年のモビリティ

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「レベル8」の自動運転計画を掲げたZGFアーキテクツ
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ロサンゼルスモーターショーの主催団体とオートモビリティLAは12月15日、「2017デザイン&デベロッパーチャレンジ」の優勝者を発表した。「レベル8」の自動運転計画を掲げたZGFアーキテクツが、最優秀に選ばれている。

「デザイン&デベロッパーチャレンジ」は、自動車メーカーのデザイナーや開発者向けに行われる世界唯一のコンペ。2017デザイン&デベロッパーチャレンジは、マイクロソフトとオートモビリティLAが共同開催した。

コンペの参加者は未来を思考し、2060年の大規模な世界的なスポーツイベント開催に名乗りを上げたロサンゼルス市のために、2060年のモビリティコンセプトを開発するのがテーマ。コンペの参加者は、2060年のロサンゼルス市がレベル5以上の完全自動運転車を導入したと想定し、車両やインフラストラクチャーが、どのように変化すべきかを提案する。

2017デザイン&デベロッパーチャレンジの優勝者が、ZGFアーキテクツ。レベル8の自動運転車による磁気浮揚レーンを使った輸送計画が、最優秀作品に選ばれた。

現在、米国のSAE(自動車技術者協会)が定めている自動運転のレベルは、0~5まで。最高のレベル5が完全自動運転車となる。

このレベル5を上回るレベル8の自動運転車は、車体の形を変えるという点が特徴。乗客の数によって、自動運転車が8名乗りから15名乗りまで、3種類に形状を変えることができ、内装も使用目的に応じて変化する、としている。

《森脇稔》

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