アウディは11月21日、従業員を将来のデジタル化に対応させるため、ビッグデータと人工知能(AI)に焦点を当てた研修を開始した、と発表した。
この研修は、「データ・キャンプ」と呼ばれるもの。データ分析の基礎など、プログラミングに関する知識がない新人のための基本的なプログラムから始まり、人工知能および機械学習などのテーマについて、大学レベルのコースを行う。すべてのコースは、さまざまな従業員のニーズに合わせて、個別に調整されている。
アウディによると、ビッグデータや人工知能の分野の専門知識は、自動運転車、インテリジェントロボット、デジタルモビリティサービスの開発にとって、不可欠な基礎になるという。
アウディは今後数年間で、すべての部門の従業員がビッグデータ分野における資格を取得することを目指す。これにより、アウディがデジタルな自動車メーカーに変革することを推進していく。