フォルクスワーゲンブランドは11月18日、世界中の工場に2018~2022年にかけて、総額228億ユーロ(約3兆0130億円)を投資すると発表した。
総額228億ユーロのおよそ6割にあたる140億ユーロは、地元ドイツに投資。そのうちのひとつが、ツヴィッカウ工場に約10億ユーロを投資し、次世代EVの生産に備えること。
フォルクスワーゲンは第1段階として、新しいモジュラー電動ドライブキット(MEB)をベースにした将来のEVの量産化に集中。2020年には、新世代EVの最初のモデルとして、フォルクスワーゲン『ID』を発売する計画。
MEBは、フォルクスワーゲンが未来のゼロエミッションモビリティに向けて開発。航続は400~600kmを想定しており、急速充電機能を採用。フォルクスワーゲンによると、同等のディーゼル車の価格で、主要なパッケージの利点を提供することを可能にしているという。