11月7日までに、ホンダの二輪車で神戸製鋼所からの直接購入がないことがわかった。サプライヤーからの間接的な購入は、1モデルで複数あることも明らかにした。該当する部品の公表はしなかった。
「詳細については確認中だが、取引先で品質保証はしている。安全に問題はない」(同社企業広報担当者)
これで国内二輪車、すべてのメーカーで、影響が確認されたことになる。
神戸製鋼の品質データ改ざんは、同社が今も安全性の検証を続けている。自動車の外板や飲料缶として使われるアルミ板、二輪車でも多様されるアルミ押出品、および電装系の端子などに使われる銅板などが関係し、約15%~60%で、安全性が確認されていない。また、安全性が確認されたとする中にも、購入先が「当面の問題はないと判断」したものも含まれている。