英国に本拠を置くGKNドライブライン社は9月4日、ドイツで9月12日に開幕するフランクフルトモーターショー2017において、次世代のEVパワートレーンを初公開すると発表した。
次世代のEVパワートレーンは、「eTwinsterX」と命名。柔軟性が特徴で、前車駆動、後輪駆動、4WDと、駆動方式を問わず適応可能。シティコミューターEVからプラグインハイブリッド車(PHV)、高級電動SUV、EVハイパーカーと、搭載車種も問わず幅広く適応する。
また、eTwinsterXは、本格的なオフロード機能を備えた世界初の電動アクスル。システムもコンパクト設計で、多数の車両プラットフォームに容易に組み込める。トルクベクタリング技術も導入されており、車両の走行安定性や安全性を引き上げている。
さらに、eTwinsterXは、高効率のパワー伝達機能も備える。GKNドライブラインは自動車メーカーと協力して、このeTwinsterXを搭載した新型電動車両を開発していく方針。