すた丼屋でトンテキの頂に登ったら何が見えた? 9月1日から史上最高メニュー

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「頂すたみなトンテキ丼」メディア公開時(都内、8月31日)
  • 「頂すたみなトンテキ丼」メディア公開時(都内、8月31日)
  • 左奥からアントワークス商品部 小津貴仁課長、営業戦略部 和泉沢有祐課長、同 西山友梨氏、商品部 本庄亜里紗氏、広報室 昆野明日香係長
  • 「頂すたみなトンテキ丼」メディア公開時(都内、8月31日)

「食欲の秋、すた丼屋らしく思いっきりガッツける新メニューを」 伝説のすた丼屋/名物すた丼の店 は、9月1日から「すた丼史上最高の山盛り丼」という触れ込みで新メニューが登場する。

その名も「頂すたみなトンテキ丼」(880円)。うたい文句の「最高」は、“いいね!”という意味の最高ではなく、高さ15センチという“ビッグな”という意。名前のとおり、厚切り肩ロースの山がそびえ立つ。高さは、A4ノートパソコンのディスプレイを超えそうな勢い。

スペックは、「肉厚3.5ミリの厚切り豚肩ロース、茶碗3杯ぶんの大盛りライス、その間に炒めたもやしとニラが100グラム。総重量は700グラム、高さは15センチに達した」という。その山のすそ野には、「ニラやもやし、肉にからめて食べてみて」というマヨネーズが添わる。

そしてすた丼屋らしく、例の「秘伝のニンニク醤油ダレ」がからみ、さらに揚げにんにくチップがあちこちに振りかけられているから、会議やプレゼン、デートなどの前に食すには度胸がいる。

「今回の頂すたみなトンテキ丼は、すた丼屋らしさを前面に押し出したメニュー。食欲の秋にガッツけるボリューム感とパンチのきいた味に。男性がメインターゲットで、ミニ版も設定なし」と語るのは、アントワークス 広報室 昆野明日香係長。

「伝説のすた丼屋/名物すた丼の店 は、10~40歳代の男性をメインターゲットとした商品構成。既存ユーザーの男女比では、男性が8割、女性2割。女性の割合が年々増加し、カップルで来店したりも。情報番組で取り上げてもらうようになり、女性単独で来店する姿も日常的になった」(昆野係長)

ロードサイドへの店舗展開を強化

アントワークスは、この伝説のすた丼屋/名物すた丼の店をはじめとする“ガッツリ系”ブランドの店舗展開において、ロードサイドに注目している。「ロードサイドでは直営で7店舗、地方を含めると15店舗ほどを展開中で、今後はさらに増やしていきたい」(同社営業戦略部の和泉沢有祐課長)。

また、ロードサイドに進出したことで、想定外の盛り上がりを見せるメニューがあるという。商品部の小津貴仁課長はこう話す。

「『鬼盛りすたみな唐揚げ』というどっさり盛った唐揚げが、『すた丼屋なのにここまで鶏肉が売れるか』と思うほど売れる。横浜の店舗では、1日24キログラムも売れてしまう」

また、小津課長は、「国道沿いなどの店舗は、肉体労働系やトラックドライバー、タクシー運転手たちが、時間をあわせて来店する傾向がある。孤独な仕事が多いからか、食事は駐車場のある店舗で、みんなと話しながら、こうしたガッツリ系メシをシェアしながら食すという流れがある」と、すた丼屋に通うユーザーのイメージも教えてくれた。

唐揚げの次は、トンテキの山。その頂からは、どんなユーザー像が見えるか。

《レスポンス編集部》

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