【ホンダ N-BOX 新型】室内長20mm拡大…軽最大級を自ら更新

ホンダが8月31日に発表した新型『N-BOX』は、先代モデルに比べて室内長を20mm拡大し、スーパーハイトワゴン最大級の広さを自ら更新している。

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ホンダ N-BOX 新型
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  • 本田技術研究所 白土清成 主任研究員
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ホンダが8月31日に発表した新型『N-BOX』は、先代モデルに比べて室内長を20mm拡大し、スーパーハイトワゴン最大級の広さを自ら更新している。

新型N-BOXの開発責任者を務める本田技術研究所の白土清成主任研究員は「前任者(初代開発責任者)の浅木(泰昭)さんに対するライバル心。もともと浅木さんエンジン屋で、私はボディ屋なので、『当然俺にできなかったことを何かやるんだろうな』といわれそうなので、ある意味こだわった」と明かす。

このため「もともとN-BOXはスーパーハイトワゴンの中ではかなり広い室内空間を勝ち技にしているが、それをさらにいろいろ新しい技術を投入することによって、比較してわかるくらいの広さをさらに付け加えた」ことにしたというわけだ。

とはいえ「先代の優れたパッケージというのは、エンジンルームをとにかくとことんまで短く、小さくして室内を広くとったこと。もともとかなり現行モデルはやり切っていた」と白土氏が振り返るように簡単なことではなかったようだ。

そこで「先代は衝突時にエンジンがサブフレームにぶつかって止まって、それ以上ストロークしないということが課題だった。それをよりストロークすることによって、ストロークすれば当然そこでエネルギーを吸収するので、それでノーズ長が短くても衝突エネルギーを吸収できるようになった」と白土氏は解説する。

具体的には「今回、サブフレームを衝突時にスライドする機能や新たに造ったプラットホームで、衝突機能を上げながら室内空間を20mm広げた」という。

新型N-BOXではサブフレーム脱落構造とともにフロントフレームトラス構造を軽自動車で初採用している。これにより先代では衝突エネルギーを主に床下を前後に通るフロアフレームと外側のサイドシルフレームによって分散・吸収していたものを、新型ではフロアクロスメンバーとサイドシルフレームで分散・吸収することで衝突安全性能を確保している。

白土氏は「構想としてはもうプラットホーム開発の段階からやっていた。みんな最初は無理だろうと言っていたが、20mm広くすることができたので、私としては満足」と話す。

新型N-BOXは9月1日から販売が開始される。価格は138万5640~208万80円。ホンダの資料によると新型N-BOXの客室内寸法は長さ2240mm、幅1350mm、高さ1400mmとなっている。


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《小松哲也》

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