【新聞ウォッチ】男子ゴルフの全米プロ、松山英樹選手、初のメジャー制覇逃す

モータースポーツ/エンタメ 出版物
松山英樹選手(8月13日)
  • 松山英樹選手(8月13日)
  • 松山英樹選手(8月13日)

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年8月14日付

●世界陸上男子400リレー「銅」50キロ競歩、荒井「銀」小林「銅」(読売・1面)

●車の不具合スマホ通知、日産・三菱自トラブル未然防止、メーカー・販売店にも情報(読売・2面)

●社説、東京五輪準備、3年後の笑顔のために(朝日・6面)

●NAFTA妥協点探れるか、16日から第一回再交渉会合(産経・2面)

●ダクト破損気圧低下か、全日空機の羽田緊急着陸(産経・21面)

●睡眠5時間未満25%バス運転手国交省調査(東京・20面)

●米朝緊迫で円高・株安も、1ドル108円上回る見方(日経・3面)

●中国に小型SUV、スズキ、今月末から輸出、販売低迷でテコ入れ(日経・5面)

●運転疲労、視線で計測、熊本大(日経・9面)

●車の安全評価項目を拡充、夜間の自動ブレーキ性能、踏み間違いの急発進抑止、高齢者の運転ミス増加で(日経・26面)

●列車「四季島」男性はね死なす、新潟、初の死亡事故(日経・27面)

ひとくちコメント

お盆期間中の3連休、早朝から夜遅くまで、テレビ画面の前に釘付けになっていた人も少なくないだろう。連日熱戦を繰り広げている甲子園球場での全国高校野球選手権大会に加え、英国ロンドンでは陸上の世界選手権、米ノースカロライナ州でも男子ゴルフメジャーの最終戦、全米プロ選手権が行われた。

この期間中の各紙は平常よりもページ数が少ないが、それでもスポーツ関連記事だけは拡充しており、たとえば、きょうの朝日は、全紙面24ページのうち、6ページを「スポーツ面」が占めている。しかも、甲子園で東京代表の二松学舎大付が大勝し、3回戦に進んだことから「東京版」の大半は、その記事で埋め尽くされた。さらに、1面や社会面でも世界陸上での日本選手の健闘ぶりとともにスポーツの記事を伝えている。

ただ、男子ゴルフの全米プロ選手権の最終日は間に合わず、「松山1打差2位、最終Rへ」(朝日)などと、紙面では第3ラウンドのスコアのみ。そこで、気になるのは先ほど終了したばかりの最終日の結果だが、月並みの言葉では「悔しい」の一言。

日本男子初のメジャー制覇を目指していた松山英樹選手だったが、通算5アンダーで5位に終わり、メジャー制覇の夢はかなわなかった。優勝は8アンダーの米国のジャスティン・トーマス選手だったが、最終日も松山選手は一時、単独トップに立ったものの、その後はショットが乱れてスコアが伸びなかった。

今大会では残念な結果となったが、松山選手には、汗でびっしょり濡れたポロシャツの右胸に付いた「LEXUS」のマークが色褪せないうちに、メジャー制覇の快挙を成し遂げてもらいたい。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集