【スバル レヴォーグ 改良新型】運動性能・快適性・安全性能などが向上[写真蔵]

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レヴォーグ 2017年モデル
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SUBARU(スバル)は、スポーツワゴン『レヴォーグ』の大幅改良モデルを8月7日より発売する。

レヴォーグは2014年に、『WRX STI』のスポーツ性能と『レガシィ』のツーリングカーとしての性能とを融合するような形で誕生した。2014年の登場時にはA型と呼ばれ、今回2017年ビッグマイナーチェンジを行いD型となった。

ビッグマイナーチェンジで、動的部分では、サスペンションのセッティング変更に乗り心地の最適化、電動パワステのフィーリングの変更、1.6リットルエンジンの実用燃費の向上や、同じく1.6リットルモデルに搭載されるトランスミッションの、オートステップ変速の採用が特筆できる。さらにフロントガラスやリアガラスの板厚をアップさせたことや、各種の静音素材を追加することでの、静粛性の向上など、変更点は多岐に渡る。後席シートの分割可倒方式を6:4から4:2:4に変更し、乗員と荷物のバランスによる使い勝手の向上もポイントだ。

現在のスバルの代名詞とも言える「アイサイト」も進化。従来の前走車に付いていく機能、プリクラッシュ性能、レーンキープ機能などの装備に加えて、B型からオプション装備として設定された「アドバンスド・セーフティー・パッケージ」には、SRVD(スバルリヤビークルディティクション)・HBA(ハイビームアシスト)・SVM(サイドビューモニター)・EAM(アイサイトアシストモニター)が装備されるようになった。今回は、これらに加え、RAB(リバースオートマティックブレーキ)やフロントビューモニター、スマートビューミラー、AVH(オートビークルホールド)などを追加し、「アイサイト・ツーリングアシスト」へ進化した。

AVH(オートビークルホールド)は信号待ちで自動的にブレーキペダルが保持され、ブレーキペダルを踏み続けなくても車両停止を保持してくれる。RAB(リバースオートマティックブレーキ)は後方に障害物がある場合は自動的にブレーキを掛けてくれるなどの最新装備だ。また視界面でも、フロントビューモニターはフロントグリルに装備された広角カメラにより、見通しが効かない交差点などで、左右を見渡すことができる、後方においてはSRVM(スマートリヤビューミラー)を装備、後席の乗員や荷物により後方の視界が遮られた場合でも、後方に向いたカメラの映像をミラーに表示することにより後方視界を確保する、ツーリングワゴンならではの装備が追加された。

伊豆修善寺にある、日本サイクルスポーツセンターのロードコースでの試乗会でも、運動性能と静粛性が向上しているのが理解できたほかに、交差点を再現したパネルで安全機能の性能も理解することができた。

《雪岡直樹》

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