ザガートの手がけたMVアグスタ F4Z が日本初公開…東京・青山で展示中

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F4ZとF4RC
  • F4ZとF4RC
  • 石井社長と原田氏がアンベール
  • スタイリングの意図を説明する原田チーフデザイナー
  • MVアグスタF4Z
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CoSTUME NATIONAL(コスチューム ナショナル)は、ザガートがボディのデザインを手がけたMVアグスタ『F4Z』の特別展示を5月26日から開始した。会場は東京・南青山のCoSTUME NATIONAL Aoyama Complex。これに先がけて25日にはオープニングレセプションが開催された。

F4Zは日本のエンスージァストの依頼に応えて仕立てた、ワンオフのカスタマイズモデル。ザガートにとってモーターサイクルをデザインするのはこれが初となるが、ベースとなった『F4』のフレームやエンジンはそのまま使いながら、アルミとカーボンを用いてまったく異なるスタイリングを生み出した。流麗な曲面がメカニズムに貼り付いたような造形は、艶かしさと力強さ、そして他のどのモデルにも似ていないユニークな個性が備わっている。

レセプションはMVアグスタジャパンの石井直彦社長と、ザガートの原田則彦チーフデザイナーがF4Zをアンベールしてスタート。原田氏がスタイリングの意図を説明した後は、F4Zの細部を撮影したり、この世界に1台だけの作品を背景に自撮りする人が入れ替わり立ち替わり、絶えることがなかった。

原田氏は「日本のみなさんに見ていただける機会が実現して、とても嬉しく思います。ぜひ、実際に肉眼でスタイリングを見てほしいですね」と語っている。この特別展示は7月31日まで。開場時間は11~19時。

また会場にはF4Zだけでなく、スーパーバイク世界選手権(SBK)マシンの『F4RC』、スーパースポーツ世界選手権(SWW)マシンの『F3R』もディスプレイ。いずれも2016シーズンに参戦していたモデルだ。

さらにMVアグスタ『ブルターレ800』をベースにしたモチュールのコンセプトモデル『Onirika2853』も展示されているほか、このイベントをサポートする各企業の商品も見ることができる。

《古庄 速人》

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