東京の初乗り410円タクシー導入2カ月…利用回数と運送収入が増加

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タクシー(イメージ)
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国土交通省は、初乗り運賃を410円に引き下げた東京のタクシーの効果をまとめた。

今年1月末に導入した東京の410円タクシーの効果について、都内のタクシー会社19者(1193台)を対象に1月30日から3月31日まで調べた。

導入後2カ月間の運送実績(1日1車あたり)をサンプル調査した結果、前年同時期の実績と比較して、410円(新初乗り運賃)以下の利用回数が1.9回で36%増加した。前回の導入後14日間調査結果の1.4回、同29%増を上回った。

730円(従前の初乗り運賃)以下の利用回数も8.9回で同19%増加、前回調査の7.5回、同17%増を上回っている。

1日1車あたりの運送収入は同3%増の4万9586円で、前回調査を1ポイント上回った。

国土交通省では、新しい運賃により、短距離でのタクシー利用が促進され、タクシー需要の喚起につながることを期待するとしている。

《レスポンス編集部》

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