昭和の阪堺を代表する路面電車が60周年 6月10日にモ501形乗車ツアー

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木造車の置き換えを図るため、昭和30年代前半に登場したモ501形。当初はクリームと緑のツートンカラーだったが、近年はさまざまな広告デザインが施された塗装になっている。写真は2016年のモ501形504号車。
  • 木造車の置き換えを図るため、昭和30年代前半に登場したモ501形。当初はクリームと緑のツートンカラーだったが、近年はさまざまな広告デザインが施された塗装になっている。写真は2016年のモ501形504号車。

阪堺電気軌道(阪堺電車)は6月10日、登場から60周年を迎えたモ501形に乗車するツアー「モ501形車記念電車に乗車しよう」を開催する。

モ501形は、南海電気鉄道大阪軌道線時代の1957年に、戦前からの木造車を置き換える目的で登場した全金属製車。当時としては高性能を誇っていたことから、登場以来、阪堺の主力車両として活躍し、モ701形や1001形といった近代車両が活躍している現在も、5両全車が健在だ。

今回のツアーは、我孫子道車庫で「路面電車まつり」が開催される6月10日に行なわれるもので、参加者には記念乗車証やモ501形のラバーキーホルダーが進呈される。

ツアー電車の時刻は、我孫子道車庫16時30分発~恵比須町16時50分着。

40人を募集し、旅行代金は大人1000円・子供900円。

申込みは、5月18日から5月31日まで阪堺電車のウェブサイトで受け付ける。子供のみの申込みはできない。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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