ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは4月3日、3月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は1万1696台。前年同月比は21.2%減と、3か月連続で前年実績を下回った。
セダン系では、スポーツセダンの『TLX』が、2815台を販売。前年同月比は25.3%減と、3か月連続のマイナス。『ILX』は824台にとどまり、前年同月比は47%減と11か月連続で減少。最上級車の『RLX』は110台で、前年同月比は15.4%減と、2か月ぶりのマイナス。セダンは合計で30.6%減と落ち込む。
SUVでは、大幅改良を受けた2017年モデルの『MDX』が、4141台。前年同月比は1.3%増と、4か月ぶりに前年実績を上回る。『RDX』は3769台。前年同月比は29%減と、7か月ぶりに減少した。SUVは合計で15.8%のマイナス。
スポーツカーでは、新型『NSX』が37台。2016年6月の納車開始から、累計で402台を販売する。
アキュラの2016年米国新車販売は、16万1360台。前年比は8.9%のマイナスだった。2017年第1四半期(1~3月)は、前年同期比16.1%減の3万1762台を販売している。