パナソニックは3月21日、スペインの自動車部品・システムサプライヤーであるフィコサ・インターナショナルへの出資比率を49%から69%に引き上げ、連結子会社化すると発表した。
パナソニックとフィコサは2015年6月に資本業務提携を行い、協業を開始。以降、両社は各々の保有する技術を融合させ、電子ミラーをはじめとする協業開発の商品で受注を獲得。さらに、次世代コックピットシステムや先進運転支援システム(ADAS)など今後の成長分野での事業拡大を目指した協業商品の開発を進めている。
パナソニックはフィコサを会社化することで、電子ミラーや次世代コックピットシステム、ADAS関連製品の開発を加速させる。