【VW ティグアン 新型】オンもオフも楽しめるオールラウンダー

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VWティグアン新型
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VW『ティグアン』新型のエクステリアデザインは、“ニューエモーショナルデザイン”と呼ばれ、VW伝統の水平基調に則り、彫刻のような鋭いエッジを持ったサイドのキャラクターラインや、前後のLEDライトにより、スポーティでダイナミックになったという。

「VWのデザイナーはアイコンとなる重要な新型車が誕生する際、常に“レスイズモア”を重視し、今回のティグアンにもそれは当てはまる」とは、フォルクスワーゲングループジャパン代表取締役ティルシェア氏の弁。このレスイズモア(less is more)とは、建築家、ミース・ファン・デル・ローエの言葉で、より少ないことはより豊かなことを意味し、VWでは無駄なデザインを排することこそが、より機能美を追求できると考えているのだ。

日本仕様は、「スタイリッシュでスポーティなエクステリアを持つ“オンロードバージョン”だ。ハードなSUVというよりも、オンもオフも楽しめるオールラウンダーをイメージ。忙しい平日は都市部で、リラックスしたい週末は郊外で楽しむという30歳から50歳の男性。既婚で小さい子供がいる、またはDINKSの家族構成をターゲットカスタマーにしている」とティルシェア社長は述べる。

標準仕様のインテリアはブラックで統一。「スポーティさと落ち着いたエレガントさを融合する一方、新色のサフラノオレンジが加わったオプションのレザーシートは、モダンさと高級感で華やかさを演出している」と関係者はいう。

また、使い勝手も向上した。前後180mmスライドできるリアシートにより、ラゲッジスペースは615リットルを確保。パワーテールゲートは足の動作で簡単にゲートをオープンできるようになった。

ディルシェア社長は、「ティグアンはコンフォートとスポーティさ、技術と革新、フリーダムとコネクティビティを見事に融合させている。都会の生活にマッチしながら郊外への遠出に付き合ってくれる“相棒”。旅に出かける、目的地を問わない自由を与えてくれる、まさにヒューマンタッチのぴったりなクルマだと思う」とコメントした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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