ホンダ米国販売5.9%増、SUVは25%増 1月

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ホンダの米国法人、アメリカンホンダは2月上旬、1月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は10万6380台。前年同月比は5.9%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

1月の全販売台数10万6380台の内訳は、乗用車が前年同月比10.7%減の4万8567台と、2か月連続で減少。一方、SUVなどのライトトラックは、25.4%増の5万7813台と好調が持続する。

ホンダブランドの乗用車系では、『アコード』が1万9536台を販売。前年同月比は5.9%減と、2か月連続で減少した。『フィット』は3078台を販売。前年同月比は0.5%減と、8か月ぶりのマイナス。『シビック』は1月、2万3095台にとどまり、前年同月比は13.6%減と、2か月連続の前年割れ。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系は、主力車種の『CR-V』が、2万9287台。新型の投入効果で、前年同月比は52.5%増と、2か月連続で前年実績を上回る。中型SUVの『パイロット』は、16.1%減の7180台と、6か月連続で減少。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、前年同月比10%減の6500台と、6か月連続で減少した。2015年5月に投入された『HR-V』(日本名:『ヴェゼル』)は、前年同月比36.2%増の5689台と、7か月連続で増加。新型を投入した『リッジライン』は、2681台と良好な立ち上がりが続く。

アキュラブランドでは、スポーツセダンの『TLX』が1903台。前年同月比は15%減と、2か月ぶりのマイナス。『ILX』は、前年同月比43.8%減の693台と、9か月連続で減少する。『RLX』は18.4%減の80台と、マイナスに転じた。

アキュラブランドのSUVでは、『MDX』が前年同月比8.4%減の3274台と、2か月連続で減少。『RDX』は3202台を売り上げ、前年同月比は3.2%増と、5か月連続で増加した。

ホンダの2016年米国新車販売は、過去最高の163万7942台。前年比は3.2%増だった。アメリカンホンダのジェフ・コンラッド上級副社長は、「製品の安定したリズムと規律ある販売戦略は、顧客とディーラーに対する正しいアプローチ」と語っている。

《森脇稔》

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