韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)グループは2月13日、自動運転技術に特化した研究開発センターを設けると発表した。
この自動運転技術の研究開発センターは、「インテリジェント安全技術センター」と命名。ヒュンダイと傘下のキアモーターズの研究開発本部の自律走行開発組織と人材を統合。AI(人工知能)をベースに、新世代の自動運転技術の実現を狙う。
また、同研究開発センターには、最高の専門家を招聘。モビリティの革新を主導していく。ヒュンダイは、人工知能ベースの自律走行核心技術の優位性を確保し、全世界共通で適用可能な自律走行のプラットフォームを開発し、グローバル標準化をリードするという構想を掲げる。
具体的には、現在量産されているスマートクルーズコントロール、車線逸脱防止装置、高速道路の走行支援システムなどの高度な運転支援技術の高度化と実用化が可能な人工知能ベースの自律走行核心技術の研究などを進めていく。