1月29日、富士スピードウェイで開催された「HKS PREMIUM DAY in FSW」において、長谷川浩之前社長の遺志を引き継いだ水口大輔 新社長が、就任のあいさつをするとともに、新しいチューニングカープロジェクトの発表を行った。
◆目標は筑波で50秒を切る!
それは、市販車ベースの改造車で筑波サーキットの最速ラップタイムを更新するというものだ。「HKS Racing Performer 86 GTS800」と名付けられた筑波スペシャルのマシンは、86をベースに800馬力のエンジンを搭載する。ドライバーは谷口信輝選手で、筑波のサーキットトライアルでの実戦を重ねた上で、最速記録更新のタイムアタックを計画している。
GTS800が発表された「HKS PREMIUM DAY in FSW」は、全国のチューニングカーファンのために2007年より開催されているイベントだ。10回目をむかえた今年も、多くのファンが富士スピードウェイに集結した。水口社長の言葉を裏付けるように、若者や小さい子どもを連れた家族も多かった。普段はVIPルームなどに使われるピットガレージ棟の2階の部屋に設置されたキッズルームにはたくさんの親子連れが楽しんでいた。