ヤマハ発動機のワークスチームで、MotoGPに参戦する「Movistar Yamaha MotoGP」は、2017シーズンの新しいチームカラーを発表した。
2017年シーズンは、Movistarの新しいロゴのほかに、走りの楽しさと燃費・環境性能を両立するヤマハの新世代エンジン「Blue Core」のロゴが、新たなデザインとして加え、深みを増したヤマハ・ブルーとともにシックに仕上げた。
また、Movistar Yamaha MotoGPの新しいロゴはMovistarの「M」をより際立たせ、2017年型「YZR-M1」のカラーリングにも反映する。フェアリングの両サイドとマシンのフロント部分に、新しいMovistarのロゴがデザインされる。チームは、1月30日から始まるセパンテストでは、バレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスがマシンのチューンアップを進め、MotoGP世界選手権のチャンピオン奪還を目指す。
世界選手権で9回のタイトルを獲得するロッシは、2014~2016年の3シーズン、ランキング2位となっており、今シーズンは10回目となる世界の頂点を狙う。
Movistar Yamaha MotoGPのニュー・フェイスとしてスペインのビニャーレスが加わる。ビニャーレスは最高峰クラスを2年間経験した後、ヤマハ・ファクトリーに加入し、昨シーズンは第12戦イギリスGPで優勝するなど、ランキング4位となった。
シーズン終了後、バレンシアテストで初めてヤマハ「YZR-M1」に乗り、2日間ともトップタイムをマークした。
また、Movistar Yamaha MotoGPの2017シーズンのスポンサーは、OAKLEYが新たに加わった。
一方、チームはヤマハのbLU cRUプログラムをサポートする。bLU cRUプログラムは、青い車体で、レースを楽しむ若いライダーの才能を伸ばすため、その機会とモチベーションを安全性と専門的な環境とともに提供するもの。ロッシとビニャーレスがアンバサダーを務め、エントリークラスのライダーたちの手本としての役割を担う。