あいの風とやま鉄道の高岡新駅が着工 2018年春開業

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高岡~西高岡間の新駅の位置。2018年春の開業が予定されている。
  • 高岡~西高岡間の新駅の位置。2018年春の開業が予定されている。
  • あいの風とやま鉄道は富山県内のJR北陸本線を引き継いだ第三セクター。2015年3月に開業した。

あいの風とやま鉄道線の西高岡~高岡間(富山県高岡市)に計画されている新駅の起工式が、12月25日に行われた。2018年春の開業を目指す。

新駅の予定地は高岡市の和田・羽広地区で、南東側では土地区画整理事業が行われている。駅名は新駅設置の推進協議会が「高岡やぶなみ」「かたかごの里」「越中高岡」の3案を提示したのを受け、高岡市が12月1日から21日まで市民投票を実施した。

新駅は西高岡・高岡の両駅から約2.7kmの地点に位置する。あいの風とやま鉄道の普通旅客運賃(大人)は初乗り(3kmまで)が160円に設定されているが、最も短い駅間距離は福岡~西高岡間と滑川~東滑川間(各3.5km)で、実際は6kmまでの運賃(210円)が初乗り運賃になっている。新駅が開業すれば、設定上の初乗り運賃が初めて適用されることになる。

あいの風とやま鉄道線ではこのほか、富山市内の富山~東富山間などでも新駅の整備が計画されている。

《草町義和》

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