スバル(富士重工)は11月下旬、中国で開幕した広州モーターショー16において『XVコンセプト』を中国初公開した。
同車は、スバル『XV』の次期モデルの方向性を提示したコンセプトカー。スバルの次世代デザイン理念、「DYNAMIC X SOLID」をコンパクトクロスオーバー車として表現しているのが特徴。
ボディサイズは、全長4520×全幅1920×全高1570mm、ホイールベース2670mm。凝縮されたサイズの中で、ダイナミックかつソリッドなスバルらしいデザイン要素と、クロスオーバー車ならではの力強い造形を大胆に表現しつつ、クラスを超えた質感を融合させた。
細かい部分では、フロント、サイド、リアの各デザインをダイナミックかつソリッドな面構成でつなげ、スバルデザインの個性の1つである立体的で塊感のあるボディを構築。フロントバンパー、ホイールアーチ、サイドシル、リアバンパーへと連続して設けたマットブラックのクラッディングや、フロントグリル、前後バンパー、アルミホイール、ルーフレールに配されたオレンジのアクセントと組み合わせることで、多様なキャラクターを持つクロスオーバーらしさをボディカラーでも強調する。
また、スバル車にとって不可欠な機能性についても、優れた空力性能やクロスオーバー車に要求される十分なロードクリアランス、荷室を確保することで、スタイリングとの融合を実現している。