【リコール】レンジローバーなど、走行中に扉が開くおそれ

自動車 テクノロジー 安全
レンジローバー スポーツ
  • レンジローバー スポーツ
  • 改善箇所

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは11月30日、ランドローバー『レンジローバー』などの乗車装置(キービークルモジュール)
に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、ランドローバー『レンジローバー』と『レンジローバー スポーツ』の2車種で、2012年12月5日~2015年6月16日に輸入された1564台。

後席扉の施錠・開錠を制御しているコントロールモジュールのプログラムが不適切なため、リモコンで自動的にドアを開放しようとした際、ドアラッチ機構が錆びて作動抵抗が大きいと、当該コントロールモジュールからドアラッチ機構へ供給される電流が閾値を超えドアラッチを作動させるモータが停止することがある。そのため、ドアラッチが施錠以外の状態で固定され、ドアを閉めても確実にロックされず、最悪の場合、走行中に扉が開くおそれがある。

改善措置として、全車両、コントロールモジュールのプログラムを書き替える。なお、ハードウェアの古いものに関しては、コントロールモジュールを新品と交換する。

不具合および事故は発生していない。本国メーカーからの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集