日本空港ビルデングが発表した2016年4~9月期連結決算は、経常利益が前年同期比19.3%減の62億3700万円と減益だった。
売上高は同0.2%減の998億4000万円と微減だった。羽田空港の国内線、国際線の旅客人数は前年を上回った。施設管理運営業は、国内線旅客取扱施設利用料などが増加で増収となった。
物品販売業は、国際線売店売上げで、昨年下期から中華圏旅行客の「爆買い」が沈静化したため減収となった。
収益では、空港型市中免税店の営業費用の増加や施設修繕費の増加などの影響で、営業利益は同32.1%減の44億6400万円と大幅減益となった。四半期利益は同18.6%減の42億9600万円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。