日本航空(JAL)が発表した2016年4~9月期の連結決算は、経常利益が前年同期比26.8%減の898億円と大幅減益となった。
売上高は、燃油サーチャージ収入の減少や円高影響で、同5.2%減の6519億円と減収となった。国際線、国内線、貨物ともに減収となった。
営業利益は主力事業である航空事業が低迷したため、同23.0%減の924億円と大幅減益となった。四半期純利益は同30.9%減の714億円だった。
通期業績見通しは、為替・燃油市況前提を修正したことに加えて、国際線旅客需要、単価と国内線旅客単価がそれぞれ想定を下回る見込みで下方修正した。売上高は前回予想より630億円マイナスの1兆2800億円、営業利益が310億円マイナスの1700億円、経常利益が300億円マイナスの1630億円、当期利益は310億円マイナスの1610億円となる見込み。