スズキの中国法人は10月中旬、中国における9月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万3457台。前年同月比は5%増と、9か月ぶりに前年実績を上回った。スズキは1993年、中国長安汽車との合弁会社、長安鈴木汽車を設立。『SX4』や『スイフト』などを現地生産し、中国市場で販売してきた。またスズキは2013年に、中国市場で『SX-4 S-クロス(S-CROSS)』を発売。続く2014年には、セダンの『アリビオ(ALIVIO)』を導入した。そして、2015年には、SUVの『ビターラ』を投入するなど、車種ラインナップを拡大してきた。2017年には、『イグニス』を発売予定。スズキの中国新車販売が9か月ぶりに回復したのは、ビターラとアリビオの好調によるもの。スズキは長期的に、中国市場における年間販売台数を50万台へ引き上げることを目指す。スズキの2015年中国新車販売は、前年比21.6%減の20万0458台。2016年1‐9月実績は、12万0486台となっている。
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