ボルボ・カー・ジャパンは9月5日、『V60』などのセントラルエレクトロニックモジュールに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、ボルボ『V60』『V60クロスカントリー』『S60』の3車種で、2014年11月19日~2016年3月25日に製造された3259台。
電装品の制御を行うセントラルエレクトロニックモジュールのプログラムが不適切なため、外気温度が低い環境で、エンジン始動直後に方向指示器を操作すると、故障と診断することがある。そのため、方向指示器が故障していないにもかかわらず、点滅回数が保安基準の規定を超えるおそれがある。
改善措置として、全車両、コントロールモジュールのプログラムを対策プログラムに書き換える。
不具合は8件発生、事故は発生していない。市場からの情報により発見した。