商船三井、トヨタのアルゼンチン工場車を中南米に輸送

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航路改編の概要
  • 航路改編の概要
  • フォーチュナー
  • ハイラックス
  • 初出荷式典の模様(8月10日、サラテ港)

商船三井は、トヨタのアルゼンチンにおける車両販売・生産会社であるアルゼンチントヨタ(TASA社)・サラテ工場で生産される完成車輸送の契約を獲得し、南米西岸・中米西岸向けサービスを開始した。

サラテ工場では、SUVモデル『フォーチュナー』やピックアップトラック『ハイラックス』を製造。年間生産能力は約14万台で、3万台をアルゼンチン国内で販売、11万台をほぼすべての中南米諸国へ輸出する予定で、アルゼンチン政府も推奨する重要なプロジェクトとなっている。商船三井は安定した海上輸送サービスを提供することにより、同プロジェクトを支援する。

商船三井は今回の完成車輸送契約獲得を機に、既存の北米東岸~南米西岸航路を、欧州~南米東岸~(マゼラン海峡経由)~南米西岸~中米西岸航路に改編。南米東岸から、南米西岸~中米西岸へのダイレクトサービスにより、同エリアの完成車輸送需要にきめ細やかに対応する。

《纐纈敏也@DAYS》

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