ポルシェ中国販売3.7%増、世界最量販市場に 上半期

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ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは7月28日、2016年上半期(1-6月)の中国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は3万0400台。前年同期比は3.7%増だった。

3万0400台の実績は、単一国としては、米国の2万6807台を上回るもの。ポルシェが米国を抜いて、上半期の最量販市場に君臨する。ポルシェによると、2016年上半期に、個別市場の中で最も素晴らしい実績を示したのは中国だという。

中国では、SUVの販売が上向き。上半期は、『マカン』と『カイエン』の販売が好調だった。スポーツカーでは、『ボクスター』と『ケイマン』が好調。大幅改良を受けた『911』シリーズも、支持を集める。

『パナメーラ』に関しては6月末、ドイツ・ベルリンで新型がワールドプレミア。新型の中国導入時期は、2017年初頭を予定する。

ポルシェの営業およびマーケティング担当、デトレフ・フォン・プラテン取締役は、「中国の販売は今後も好調と予測されている。我々は独自のポジションを維持していくことが可能。ポルシェが個々の市場の不安定さに影響を受けることは、ほとんどないだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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