スズキのインド法人、マルチスズキは7月28日、インド国内の新ディーラーネットワーク、「NEXA」の設立1年間の実績を明らかにした。
NEXAは、従来マルチスズキになかった高級ショールームの総称。マルチスズキは2020年までに、年間200万台の新車販売目標を掲げる。そのために、インドの新たな顧客層を取り組む目的で2015年7月下旬、NEXAは立ち上げられた。
NEXAでは、顧客がNEXAでしか得られない体験、おもてなし、最新のデジタル機器を駆使した情報提供などを重視。ショールームも、白と黒を基調にした落ち着いた雰囲気に仕上げられている。
今回、NEXAの第一号店のオープンから1年が経過。この1年間で、NEXAのディーラーネットワークは、インド94都市、150拠点に拡大した。また、1年間の累計販売台数は10万台を突破。マルチスズキの全販売のおよそ1割を占める。
NEXAでは現在、『Sクロス』と『バレーノ』を販売中。マルチスズキは、「2017年3月までに、250店舗へ拡大。2020年までには、マルチスズキの全販売の15%を目指す」とコメントしている。