広島・芸備線で土砂流入による脱線事故…一部で運転見合わせ

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芸備線の西三次~志和地間(広島県三次市)で7月14日、列車が土砂に乗り上げて脱線した。この影響で芸備線は一部の区間で運転を見合わせている。

運輸安全委員会の発表などによると、事故は7月14日の5時40分頃に発生。三次発・広島行き普通列車が約70km/hの速度で走行中、線路に土砂が流入しているのを運転士が見つけた。非常ブレーキをかけたが間に合わず、列車は土砂に乗り上げて停止。運転士が列車を降りて確認したところ、先頭車両の前後台車の複数軸が脱線していた。

JR西日本が15時10分時点で案内しているところによると、芸備線は事故区間を含む三次~甲立間で運転を見合わせており、代行輸送を行っている。このほか、甲立~広島間でも一部の列車の運休や5~20分程度の遅れが発生している。

《草町義和》

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