BMWの二輪部門、BMWモトラッドは7月7日、2016年上半期(1‐6月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、半期の新記録の8万0754台で、初の8万台超え。前年同期比は3%増だった。
市場別では、欧州が好調。とくにスペインが、前年同期比22.6%増と伸びたのをはじめ、イタリアが6.9%増、フランス5.6%増。アジアでは、タイが62.6%増、日本が10.4%増と好調だった。
車種別では、『R 1200 GS』が前年同期比3.8%増の1万4630台を売り上げ、最量販モデルに君臨。『R 1200 GSアドベンチャー』も、12.5%増の1万1732台と好調。『R 1200 RT』も、5123台と支持を集めた。
スーパーバイクのカテゴリーでは、『S 1000 RR』が5291台。『S 1000 XR』は5480台を売り上げる。
BMWモトラッドの営業&マーケティング担当、ヘイナー・ファウスト氏は、「堅調な業績に支えられ、通年では、新たな販売新記録が期待できる」とコメントしている。