イタリアの高級スポーツカーメーカー、ランボルギーニは7月6日、2016年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、半期としては初の2000台超えとなる2013台。前年同期の1882台に対して、7%増だった。
2013台のうち、『ウラカン』が最多の1370台で、全体の68%を占めた。発売後2年間の実績は、前モデルの『ガヤルド』に対して、87%もの伸び。ウラカンがランボルギーニ史上、最も成功を収めたV10エンジン搭載車となった。
また、『アヴェンタドール』の2016年上半期実績は、643台。同車は発売から5年が経過しようとしているが、ランボルギーニによると、前モデルの『ムルシエラゴ』に対して、販売は127%も伸びているという。
なお、ランボルギーニの2015年の世界新車販売台数は、初の3000台超えとなる3245台。前年比は28%増と伸び、5年連続で前年実績を上回った。
ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEOは、「スパイダーや後輪駆動モデルなど、ウラカンファミリーの拡大のおかげで、2016年上半期、優れた販売結果を残せた」とコメントしている。