ドイツの高級車メーカー、アウディは7月1日、ドイツ・インゴルシュタット工場において、『Q2』の生産を開始した。
Q2は3月、スイスで開催されたジュネーブモーターショー16で初公開。Q2は、『Q7』、『Q5』、『Q3』とラインナップを拡大してきたアウディのSUVファミリー、「Qモデル」の入門車。コンパクトSUVという点が特徴になる。
ボディサイズは全長4191mm、全幅1794mm、全高1508mm、ホイールベース2595mm。小型ボディでありながら、エモーショナルかつ力強いデザインを追求した。ボディカラーによって、後部ピラーをシルバーやブラックで仕上げられるなど、カスタマイズは豊富。
室内は、インフォテインメントシステムや安全装備を、アウディの上級車から継承。オプションで、「バーチャルコクピット」が選択できる。荷室容量は405リットルで、後席を倒せば1050リットルに拡大する。
7月1日、ドイツ・インゴルシュタット工場から、Q2の量産第一号車がラインオフ。同工場のアルベルト・メイヤー工場長は、「Qファミリーの入門モデルを世界市場に向けて、誇りを持って生産していく」と述べている。