伝説的なマンガ、『頭文字D』。この作品で、主人公が乗る車として人気を集めたトヨタ『スプリンター トレノ』(AE86型)を、トヨタの英国法人が最新の『86』ベースで再現し、話題になっている。これは6月29日、トヨタUKが明らかにしたもの。トヨタ『GT86』(日本名:トヨタ『86』)の『頭文字D』仕様の画像を公開している。このプロジェクトは、トヨタUKの特装車部門が開発を担当。日本市場で販売されているアフターパーツを取り寄せ、最新の86を『頭文字D』仕様に仕立てた。装着されたパーツは、RSワタナベのアルミホイール、TRDのサスペンション、フジツボのマフラー、クスコのストラットブレース、カーボンファイバー製ボンネットなど。もちろん、パンダカラーの86の側面には、「藤原とうふ店」の文字が入る。すでに日本では、全日本ラリー選手権などでおなじみのトヨタ86の『頭文字D』仕様。英国で製作されたのは、ボンネットの色を黒とするなど、一部で違いを演出した。プロジェクトを担当したジェフ・クリフォード氏は、「この頭文字Dコンセプトは、トヨタのスポーツカーに対する最新のアプローチにおいて、86がいかに重要かをアピールするだけでなく、アフターパーツで86がさらなる性能向上を果たせる車と示すのが目的」とコメントしている。
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