5月末、ドイツで決勝レースが行われた「第44回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」。ポルシェのカスタマーチームは、5つのクラス優勝を成し遂げた。
ポルシェのクラス優勝は、SP7クラスの『911 GT3カップ』(ブラック・ファルコン・チームTMDフリクション)、SP6クラスの911 GT3カップ(Rent2Driveレーシング)。V6クラスの『911』(ブラック・ファルコン・チームTMDフリクション)。
また、SP-Xクラスでは『ケイマンGT4クラブスポーツ』(マンタイレーシング)、カップ3クラスではケイマンGT4クラブスポーツ(レースユニオン・タイクマン・レーシング)が、クラス優勝を収めた。
その一方、ワークスチームであるチーム・マンタイ・レーシングが投入した『911 GT3 R』は、ゴール5時間前の100周目で、マシンが停止しリタイア。総合での最高順位は、ファルケン・モータースポーツの911 GT3 Rの9位だった。
ポルシェのモータースポーツ部門を統括するフランク=シュテッフェン・バリサー氏は、「24時間にわたるレースですべての困難を克服し、難しい条件にもかかわらず、クラス優勝を果たした各カスタマーチームに祝辞を贈りたい。ワークスチームにとっては、成功といえず残念」とコメントしている。