フランスの自動車大手、ルノーは5月13日、小型SUVの『クウィッド』(KWID)をブラジルでも生産すると発表した。
ルノーは2015年5月、クウィッドをインドで初公開。同車は、ルノーの小型のクロスオーバー車として登場。インドなどの新興国をはじめ、世界市場に投入を計画。車台には、ルノーと日産が共同開発した「CMF-A」を使う。ルノー日産アライアンスで、このCMF-Aを使用するのは、クウィッドが第一号車。
ボディサイズは、全長3680mm、全幅1580mm。欧州Aセグメントに属する小型クロスオーバー車となる。最低地上高は、180mmを確保。前後オーバーハングを切り詰めたデザインを採用する。
室内は、モダンさを強調した仕上げ。センターコンソールは、ピアノブラックトリムで、クロームで縁取る。ナビゲーションシステムのモニターは、7インチ。小型ボディながら、5名乗車が可能なスペースを持つ。
今回ルノーは、このクウィッドをブラジルでも生産すると発表。ブラジル南部に位置するパラナ州の州都、クリティーバ工場において、生産を行う。ルノーは、「南米の技術およびデザイン部門が開発する専用仕様車となる予定」とコメントしている。