三菱自、企業倫理委員会の終了を決定…リコール隠し事件後の取締役会諮問機関

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三菱自動車本社
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三菱自動車は、2004年6月に同社取締役会の諮問機関として設置した企業倫理委員会を今年6月をもって終了すると発表した。

企業倫理委員会は、2000年に発覚したリコール隠し事件で失墜した信頼回復のための施策として2004年6月に設立。社外有識者で構成する委員会が取締役会に直接諮問・答申することで、品質・ガバナンス面の監査機能を強化する役目を担ってきた。

三菱自動車は、今後のコーポレート・ガバナンス体制について、日産自動車との間で資本業務提携の実現に向けた協議を踏まえた再構築が必要と判断。企業倫理委員会は今年6月開催の第143回で終了することを決定した。

《纐纈敏也@DAYS》

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