ダイムラー、メルセデスのハンガリー工場に追加投資…次世代小型車生産へ

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ダイムラーのメルセデスベンツハンガリー工場
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ドイツの自動車大手、ダイムラーは4月29日、メルセデスベンツのハンガリー・ケチケメート工場へ、2018年までに5億8000万ユーロ(約710億円)を追加投資すると発表した。

ケチケメート工場は2012年3月末、操業を開始。ダイムラーが8億ユーロを投資して建設した新工場で、ハンガリー中央部のケチケメートに立地。メルセデスベンツのコンパクトカーの生産拠点に位置づけられる。

ケチケメート工場では、メルセデスベンツ『Bクラス』と『CLA』、『CLAシューティングブレーク』を生産中。Bクラスは、ドイツのラスタット工場でも組み立てられているが、CLA とCLAシューティングブレークはケチケメート工場だけで生産される。2016年2月には、ケチメート工場の累計生産台数が、50万台に到達。

ダイムラーは今回、メルセデスベンツのケチケメート工場へ2018年までに、5億8000万ユーロを追加投資すると発表。新たな車体プレス工程を設けるなど工場を拡張し、次世代のコンパクトカーの生産に備える。

メルセデスベンツ・マニュファクチャリング・ハンガリーのクリスチャン・ウォルフ社長は、「この投資は、ケチケメート工場のコミットメントに対する明確な意思表示」と述べている。

《森脇稔》

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