ホンダは5月5日、米国アラバマ工場において、新型『リッジライン』の量産を開始した。
リッジラインは、ホンダの米国部門が開発した北米専用のピックアップトラック。2005年3月、米国で発売された。新型は2世代目モデルで2016年1月、デトロイトモーターショーで発表された。
新型の開発は、米国オハイオとカリフォルニアのデザイン&エンジニアリング部門が担当。新型は中型ピックアップトラック市場において、最大の室内空間や、最も機能的な荷台、優れたドライビング性能を追求。アメリカンホンダによると、セグメントで最高のハンドリング、乗り心地、静粛性、天候を問わないトラクション性能などを備えているという。
パワートレインは、直噴3.5リットルV型6気筒ガソリン「i-VTEC」。トランスミッションは6速AT。駆動方式は、FFまたはトルクベクタリング機能付きの4WDとなる。自動ブレーキなど、最新の安全装備も導入された。
5月5日、ホンダの米国アラバマ工場(HMA)から、新型リッジラインの量産第1号車がラインオフ。HMAのジェフ・トムコ社長は、「新型リッジラインは、現在のトラックの顧客が求める以上のものを提供する」と自信を示した。