フランスの自動車大手、ルノーは4月21日、EVの『ZOE』(ゾエ)の累計生産台数が5万台に到達した、と発表した。ルノー ZOEは2012年後半、フランスで発売。欧州Bセグメントに属するコンパクトな5ドアハッチバックEV。1回の充電で最大210kmを走行可能。急速チャージャーを使えば、80%のバッテリー容量を30分以内で充電できる。2015年春、ジュネーブモーターショー15では、ZOEが発売から2年半を経て、初の本格改良を実施。EVパワートレインをアップデートした。改良モデルには、「R240」と呼ばれる新開発モーターを搭載。最大出力88ps、最大トルク22.4kgmを引き出す。小型化と、さらなる高効率を追求したモーターとなる。また、充電時間も短縮。航続距離も延長。1回の充電で走行できる距離は、従来の210kmから30km伸ばし、240kmを実現。ルノーによると、クラス最長の航続距離という。今回、累計生産5万台目のZOEがフランス工場からラインオフ。およそ3年半での記録達成となった。ルノーは、「3分に1台、世界のどこかでEVを購入している顧客がいる」とコメントしている。
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