日本自動車工業会が発表した2015年度(2015年4月~2016年3月)の二輪車輸出台数は、前年度比8.5%減の42万2239台となり、2年ぶりのマイナスとなった。
車種別では、小型二輪車が同9.7%減の31万7628台と3年ぶりに前年度実績を下回った。軽二輪車は同13.4%減の5万8123台で、2年ぶりのマイナスとなった。
原付二種は同0.2%減の3万0703台で2年ぶりのマイナス、原付一種は同30.9%増の1万5785台で2年連続のプラスとなった。
国内生産に占める輸出の割合は、78.5%で前年度と比べて1.6ポイントダウンした。
地域別では欧州向けは同2.0%増の17万9818台と順調だったが、北米向けが同21.8%減の13万5906台と大きく減少した。そのほかでは、中米、南米、大洋州でも2ケタの減少となった。