ダイハツ工業は4月27日、2016年3月期の連結決算を発表した。国内の軽自動車販売が低調なのに加え、海外も主力のインドネシア市場が低迷したことから営業利益は前期比25%減の833億円と、2期連続の減益となった。国内の軽自動車販売は10年度連続でシェアトップを維持したものの、15年4月の軽自動車税増税で市場が冷え込み15%減の58万5000台にとどまった。グローバル販売は10%減の98万台だった。純利益は39%減の419億円となった。都内で記者会見した松下範至専務執行役員は「原価低減を強力に推進したが、国内、インドネシアの市場減衰の影響が大きかった」と評価した。ダイハツは8月にトヨタ自動車の完全子会社となるため、上場は7月いっぱいで廃止する。このため、今後の業績予想や販売計画は公表していない。
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