スウェーデンのボルボカーズは4月25日、中国で開幕した北京モーターショー16において、新型『S90エクセレンス・インテリアコンセプト』を初公開した。
新型『S90』は1月、米国で開催されたデトロイトモーターショー16でワールドプレミア。北京モーターショー16で初公開された新型S90エクセレンス・インテリアコンセプトは、この新型S90をベースに、高品位なインテリアを提示した内装のモックアップ。
すでにボルボカーズは、最上級SUVの新型『XC90』に「エクセレンス」グレードを設定。今度は最上級セダンの新型S90で、エクセレンスグレードの方向性を示した。
室内は、上質なホワイトレザー仕上げ。とくに後席乗員の快適性が重視された。助手席をなくしたのが特徴で、後席乗員の快適性を徹底追求したコンセプトを掲げる。
ボルボカーズは、「ラウンジ コンソール」という考え方を導入。本来、助手席がある場所には、後席乗員用のオットマンをレイアウト。後席の乗員は、足を伸ばして、ゆったりとくつろげる。
また、このオットマンには、格納式のモニターを装備。移動中、さまざまなメディアが視聴できる。さらに、後席中央のコンソールには、冷蔵庫やグラスが収納されており、格納式テーブルも備えている。