富士重工業が発表した2015年度(2015年4月~16年3月)の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年度比4.0%増の95万0858台となり、5年連続で過去最高を記録した。
国内生産は、『レガシィ/アウトバック(北米を除く全世界向け)』および北米向け『インプレッサ/XV』の増加が寄与し、同1.0%増の71万4879台となり、5年連続で過去最高台数となった。
海外生産は、2014年にモデルチェンジしたレガシィ/アウトバックの好調が持続。同14.2%増の23万5979台となり、2年連続で過去最高台数となった。
国内販売は同10.5%減の15万0814台で2年連続のマイナス。登録車はインプレッサ/XV、『フォレスター』が増加したものの、『レヴォーグ』が大きく減少し、同12.3%減の11万5591台。軽自動車も同4.2%減の3万5223台と前年割れとなった。
輸出は同5.7%増の57万6483台、4年連続で過去最高を更新した。レガシィ/アウトバックの輸出が好調だった。