日産自動車が2016年内に、中南米市場で発売する新型クロスオーバー車、『キックス』。同車が、オリンピックの大舞台でデビューすることが判明した。
これは4月11日、日産自動車が明らかにしたもの。「5月3日に始まるブラジルのリオデジャネイロオリンピックの聖火リレーにおいて、キックスを初公開する」と発表している。
日産は2016年1月、キックスをブラジル・レゼンデ工場で生産する計画を公表。ブラジル市場で主力モデルの『マーチ』や『ラティオ』を生産するレゼンデ工場に、追加投資し、キックスの生産を行う。
日産は2012年、サンパウロモーターショー12で『エクストレム』コンセプト、続く2014年に『キックスコンセプト』を発表。両車の開発で培った知見や顧客からのフィードバックをベースに、各市場の文化や生活スタイルのニーズを採り入れ、市販モデルのキックスを開発中。
このキックスが5月3日、ブラジルのリオデジャネイロオリンピックの聖火リレーのスタートに合わせて、初公開される予定。なお、キックスは、リオデジャネイロオリンピック&パラリンピックの公式車両に指名されている。