スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは4月1日、3月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、3月の記録を更新する4万9285台。前年同月比は0.4%増と、52か月連続で前年実績を上回った。
牽引役を果たしたのは、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)。3月は1万4111台と、3月の新記録。前年同月比は12.9%増と、2か月連続で増加した。セダン版の『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は、9.7%増の5551台と、4か月ぶりのマイナス。
また、2013年春にモデルチェンジした『フォレスター』は、1万2239台を販売。前年同月比は4.6%減と、4か月ぶりに減少した。フォレスターの月販台数が1万台を超えたのは、31か月連続。
2012年9月に発売された『クロストレック』(日本名:『XV』)は、6973台を販売。前年同月比は2.6%減と、3か月連続で前年実績を下回った。
また、『WRX』シリーズは3月、『WRX STI』を含めて、2737台を販売。前年同月比は、10.8%増と2か月連続の前年超え。また、『インプレッサ』(「WRX」を除く)は3月、5193台を販売。前年同月比は3.2%減と、3か月連続で前年実績を下回る。
スバルの2015年米国新車販売は、過去最高の58万2675台。前年比は13.4%増と、7年連続で前年実績を上回った。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「ニューヨークモーターショーで新型インプレッサを初公開した3月、さらなる販売記録を打ち立てた」とコメントしている。