デルタ電子は、スマートフォンを利用した電気自動車(EV)用充電管理サービス「EZQC」の試験運用を3月30日より開始すると発表した。
EZQCは事前の会員登録などは不要で、必要な時に専用アプリをダウンロードし、クレジットカード番号を入力するだけで、充電ができる。JCB、MasterCard、Visa、Diner'sClub、American Expressの各カードに対応。カード決済には「WebPay」を採用し、高いセキュリティを確保している。
また、課金や管理用の専用端末や特別なネットワークは不要で、設置者の初期投資費用やランニングコストを低減。さらに、設置者のサービスと連携し、割引クーポン等を発行するなど、ユーザーを誘引する仕組みも容易に実装できる。
試験運用は、東京と大阪の同社敷地内に設置した急速充電器を一般に開放し、ユーザーおよび設置者に同サービスを体験してもらい、機能の確認と課題の把握を行う。その後、試験運用の結果を踏まえ、本格展開を開始する予定だ。