タイムズモビリティネットワークスは、4月1日より、Service XにおいてEVスポーツカーの『トミーカイラZZ』を導入する。
Service Xは、ポルシェやロータスなどの“憧れの名車”を1時間2700円から借りられるレンタカーサービスだ。同社執行役員モビリティ革新本部本部長の秋田剛児さんは、「Service Xはクルマがものすごく好きだという人たちに向けてのサービスとして運営している」と話す。一方で、「新しモノ好きや、クルマにはあまり興味がないというユーザーはなかなかこのサービスを利用していない」と述べる。
そこで、トミーカイラZZというクルマを導入することにより、「日本のEVスポーツカーなので、新しモノ好きの方たちが、日本でもこういうクルマを作っているのなら乗ってみたいと、新たなターゲットとして入ってくるのでは」と期待を語る。つまり、Service Xの顧客層拡大が狙いで、その結果から「また新しいビジネスが見えてくるのではないかなと考えている」と秋田さん。
現在Service Xの稼働状況は、「かなり人気を博してきており、ポルシェでは平日でもなかなか予約が取りにくい状況だ。マニュアル車のロータスなどであれば、比較的(予約は)取りやすくはあるが、それでも休日はかなり埋まっている」と好調さをアピール。そして、トミーカイラZZはEVなので短時間貸し出しではあるものの、「高い稼働率を期待しており、多くのユーザーに乗ってもらえるのではないかと思っている」とした。